【プロ野球2017】沢村賞候補選手の成績一覧と登板予定

2017年度沢村賞候補選手の成績一覧

2017年度のプロ野球における「沢村賞」候補選手の成績一覧と今後の登板予定をまとめてみた。

沢村賞の選考基準は以下の通り。

沢村賞の選考基準

  • 登板数-25試合以上
  • 完投数-10試合以上
  • 勝利数-15勝以上
  • 勝 率-6割以上
  • 投球回-200イニング以上
  • 奪三振-150個以上
  • 防御率-2.50以下

この基準に則って、原則として12球団から1名のみが選ばれる。先発投手における最高栄誉賞。

候補選手の成績一覧(9/17時点)

候補選手の基準は「①規定投球回に達している」「②12勝以上をあげている」とした。太字はリーグ1位、赤背景は基準を満たしていることを表す。

選手 球団 登板 完投 勝利 勝率 投球回 奪三振 防御率
沢村賞 25 10 15 .600 200 150 2.50
東浜巨 福岡 23 2 16 .800 155 136 2.67
菅野智之 巨人 23 5 15 .750 172.1 161 1.72
菊池雄星 西武 24 6 15 .714 173.2 201 2.07
マイコラス 巨人 25 0 13 .684 174.2 176 2.11
則本昂大 楽天 22 7 13 .684 165.2 195 2.77
田口麗斗 巨人 24 3 12 .800 161.2 113 2.84
秋山拓巳 阪神 22 2 12 .706 143.1 114 2.89
バンデンハーク 福岡 23 0 12 .632 141 148 3.26
岡田明丈 広島 23 2 12 .706 138.2 107 3.63

今後の登板予定

雨天中止やローテ変更が無いと仮定した場合の残り登板予定。

選手 1 2 3 4 5 6 7 8
東浜巨 8/18
楽天
8/25
千葉
9/1
楽天
9/8
千葉
9/16
西武
9/23
楽天
9/30
オリ
10/8
楽天
菅野智之 8/19
横浜
登板
回避
9/1
横浜
9/8
ヤク
9/14
阪神-
9/20
阪神
9/26
ヤク
10/3
ヤク
菊池雄星 8/17
楽天
8/24
福岡
8/31
楽天
9/7
千葉
9/14
楽天
9/21
千葉
9/28
福岡
10/5
ハム
マイコ 8/16
ヤク
8/22
中日
8/29
広島
9/3
横浜-
9/10
ヤク
9/16
横浜-
9/22
広島
9/27
中日
則本昂大 8/19
福岡
8/26
ハム
9/3
福岡
9/10
オリ
9/18
千葉
9/26
福岡
10/2
楽天
10/9
ハム
田口麗斗 8/18
横浜-
8/25
阪神
8/31
広島
9/6
中日
9/12
阪神-
9/18
中日-
9/24
ヤク
10/1
阪神
秋山拓巳 8/18
中日
8/24
ヤク
8/31
ヤク
9/7
広島
9/14
巨人-
9/20
巨人
9/27
横浜
10/?
中日
バンデン 8/15
オリ
8/22
西武
8/30
ハム
9/5
オリ-
9/13
オリ
9/21
ハム
9/28
西武
10/6
オリ
岡田明丈 8/20
ヤク-
8/27
中日
9/3
ヤク
9/9
中日-
登録
抹消

候補選手に関する論評

各選手の達成見込みは以下の通り。(達成済 達成見込 達成困難 ×達成不可)

選手 球団 登板 完投 勝利 勝率 投球回 奪三振 防御率
沢村賞 25 10 15 .600 200 150 2.50
東浜巨 福岡 × ×
菅野智之 巨人 × ×
菊池雄星 西武 ×
マイコラス 巨人 × ×
則本昂大 楽天 ×
田口麗斗 巨人 × × × ×
秋山拓巳 阪神 × × × ×
バンデンハーク 福岡 × × × ×
岡田明丈 広島 × × × × ×

投球回や奪三振のペースを考えると、巨人・菅野と西武・菊池が一歩リードか。則本以下の5名については、投球回や奪三振、勝利数や防御率を踏まえるとかなり厳しい。

過去10年の受賞者一覧

参考までに過去10年の沢村賞受賞投手の一覧も掲載する。太字はリーグ1位、赤背景は基準を満たしていることを表す。

年度 選手 登板 完投 勝利 勝率 投球回 奪三振 防御率
沢村賞 25 10 15 .600 200 150 2.50
2016 ジョンソン 26 3 15 .682 180.1 141 2.15
2015 前田健太 29 5 15 .652 206.1 175 2.09
2014 金子千尋 26 4 16 .762 191 199 1.98
2013 田中将大 28 8 24 .1000 212 183 1.27
2012 摂津正 27 3 17 .773 193.1 153 1.91
2011 田中将大 27 14 19 .792 226.1 241 1.27
2010 前田健太 28 6 15 .652 215.2 174 2.21
2009 涌井秀章 27 11 16 .727 211.2 199 2.30
2008 岩隈久志 28 5 21 .840 201.2 159 1.87
2007 ダルビッシュ有 26 12 15 .750 207.2 210 1.82

出典:沢村栄治賞 – Wikipedia

これを見ると完投数は基準を満たしていない年の方が多く、投球回と合わせて基準を満たしていなくてもリーグ屈指であれば問題はなくなってきている。また昨年は該当者なしかと思われたが、広島・ジョンソンが基準未満3つかつタイトル無しにも関わらず受賞していることから、受賞までのハードルはかなり下がっていると言える。

印象としては勝利数防御率が良いほうが有利で、タイトルを取っているとなお良い。逆に登板数、完投数、勝率、投球回、奪三振数については、基準を満たすorリーグ屈指であれば後はそれほど評価されないように思う。(もちろん良いに越したことはないが)

例えば2013年は田中将大が受賞しているが、同年の金子千尋は29登板、10完投、15勝、勝率.652、223.1回、200奪三振、防御率2.01という成績を残しており、基準全てクリアかつ勝利数、勝率、防御率以外は田中に勝っているにも関わらず受賞を逃している。

また2012年についても受賞者は摂津正だが、同年の前田健太が29登板、5完投、14勝、勝率.667、206.1回、171奪三振、防御率1.53という成績で、勝利数と勝率以外はすべて上回っているにも関わらず受賞を逃している。

以上のことから勝利数については割と厳格だが、あとの基準についてはその年の印象や過去の受賞歴などによって左右されるものと考えられる。

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