【2017】横浜DeNAベイスターズが満塁に強すぎる!満塁時のチーム打率.378で、10打点以上が3人も

2017年オールスターゲームに出場した戸柱恭孝

野球において最も得点の期待値が高いのが満塁の場面だ。四球や単打でも確実に点が入るうえ、長打が出れば一気に2~3点取れてしまう、まさに絶好のチャンスと言えるだろう。

今シーズンこの満塁の場面で滅法強いのが、現在セ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズだ。7月28日時点で満塁時のチーム打率は.378を記録しており、満塁での得点力は12球団で1位となっている。

試合を見ているファンならば、チームが満塁に強いか否かは体感で分かっていると思うが、ここでは実際に満塁時の打撃成績を見ながら、満塁に強い球団や選手を見ていきたいと思う。

12球団の満塁時の打撃成績

下の表は、7月28日時点での満塁時におけるチーム打率、打数、安打、打点、本塁打を並べたものである。満塁打率の高い順に並べてあり、青字は満塁打率が通算打率より高いチーム、赤字は満塁打率が通算打率より低いチームを表している。

満塁時のチーム打撃成績

球団 打率
横浜 .378 74 28 77 5
楽天 .354 82 29 71 5
阪神 .320 103 33 78 0
ロッテ .283 53 15 45 0
広島 .289 90 26 76 1
巨人 .262 65 17 47 1
日本ハム .262 65 17 40 0
福岡 .257 70 18 55 4
中日 .246 61 15 35 0
西武 .239 71 17 44 2
オリックス .238 84 20 49 1
ヤクルト .210 100 21 61 2

出典:プロ野球ヌルデータ置き場(7/28時点)

満塁時の打率1位は横浜DeNAベイスターズ(.378)で、打点(77)も阪神につぐ2位と満塁には滅法強い。打数も考慮すれば、間違いなく満塁で一番得点力のあるチームと言えるだろう。

打率最下位は東京ヤクルトスワローズ(.210)。打数は阪神に次いで2番目に多いことから、ここの打率が良ければチーム順位ももう少し上がったはずだ。

基本的には、通算打率に対して満塁打率の方が高い青字のチームが満塁に強い球団と言えるだろう。満塁打率と通算打率との差異をとって並べてみると以下のようになる。

満塁打率と通算打率の差異

球団 満塁打率 通算打率 打率の差
横浜 .378 .254 +.124
楽天 .354 .267 +.087
阪神 .320 .246 +.074
ロッテ .283 .220 +.063
広島 .289 .280 +.009
巨人 .262 .244 +.018
日本ハム .262 .237 +.025
福岡 .257 .267 -.010
中日 .246 .250 -.004
西武 .239 .261 -.022
オリックス .238 .256 -.018
ヤクルト .210 .235 -.025

出典:プロ野球ヌルデータ置き場(7/28時点)

こうして見ても、通算打率に対して満塁打率が1割以上高い横浜の異常性がよくわかる。上位チームの中では広島の打率差が少ないが、通算打率自体が異様に高いため、あらゆる場面で安定的に得点できていると言えるだろう。

上位3チーム(横浜、楽天、阪神)については、満塁打率が3割を超えていることもあり、絶対に満塁にはしたくないところだ。

満塁に強い打者は?

満塁に強い球団がわかったところで、今度はどの打者が満塁に強いのか?を見ていきたいと思う。下の表は、満塁時に10打点以上稼いでいる選手を対象として、満塁打率の高い順に並べたものである。

満塁時の打撃成績(10打点以上)

選手 球団 打率
ペゲーロ 楽天 .727 11 8 17 2
松山竜平 広島 .714 7 5 12 0
雄平 ヤク .625 8 5 11 0
内川聖一 福岡 .571 7 4 11 1
戸柱恭孝 横浜 .545 11 6 16 1
ロペス 横浜 .429 7 3 11 1
宮崎敏郎 横浜 .400 10 4 12 1
外崎修太 西武 .400 10 4 10 1

出典:プロ野球ヌルデータ置き場(7/28時点)

打率、打点ともに1位に輝いたのは楽天のペゲーロ。満塁ホームラン2本は圧巻の数字で、もはや満塁時には敬遠しても良いレベルかもしれない。これだけの選手が怪我で離脱したのは、楽天にとってかなり痛手だろう。

また横浜DeNAベイスターズからは3人(戸柱、ロペス、宮崎)がランクイン。全員が満塁ホームランを放っており、打率4割、打点10以上をマーク。球団全体で満塁に強かったのにも頷ける数字となっている。

こうしてみると、ランクインしているのは上位チームの選手がほとんどであり、満塁での勝負強さがチーム力に直結していると言えるかもしれない。

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