【セ・パ交流戦】12球団の通算成績まとめ(勝敗・順位・勝率)

プロ野球セ・パ交流戦

2005年にセ・パ交流戦が始まり既に14年が経過した。当初は両リーグの活性化を目的として試験的に導入された交流戦だが、もはやプロ野球には欠かせないものとなった。

ここでは、交流戦の①リーグ別勝敗数、②12球団の歴代順位、③12球団の通算勝率について紹介し、その歴史の一端を見ていきたいと思う。

特に12球団の通算勝率については、対戦球団別の勝率も算出しているので、得意球団・苦手球団もわかるようになっている。

リーグ別の勝敗数

リーグ別の勝敗数を見ると、セ・リーグが勝ち越したのは2009年のみで、他は全てパ・リーグが勝ち越しを決めている。2009年まではそれなりに競っていたものの、それ以降はパ・リーグに大きく水をあけられている形だ。

セ・パ交流戦の勝敗表

2012年、2014年とセ・リーグが優勝した年(いずれも巨人)については1勝差と肉薄して見せたが、その他の年の負け越しが大きく、通算では100勝以上の差が出来てしまっている。DHの有無やドラフトの優劣などいくつか理由は考えられるが、現状ではリーグ間で埋められない実力差があるのは確かだろう。

12球団の歴代順位

交流戦の歴代の順位一覧を以下に示す。

交流戦の全球団歴代順位一覧

交流戦の優勝回数を見ると、ソフトバンクが7回とダントツトップ。次いで巨人とロッテの2回があり、あとは日本ハム、オリックス、ヤクルトが1回ずつ優勝しているだけである。

交流戦で上位につけているチームがペナント優勝するケースが多く、2008年の西武のように11位から優勝というのはかなりのレアケースと言えるだろう。(この時の西武は10勝14敗で、11位とは言えそれほど大きく負け越したわけではない、)

ちなみに各球団のこれまでの平均順位は以下の通り。これで交流戦の得意・不得意がおおよそ見えてくるはずだ。

交流戦の平均順位と勝ち越し負け越しの一覧

12球団の通算勝率

ここからは各チームの通算勝率を高い順に紹介していきたい。(2018最新)

1位 福岡ソフトバンクホークス 勝率.627

福岡ソフトバンクホークス
  • 通算 203勝121敗12分 勝率.627
  • 巨人 34勝22敗0分 勝率.607
  • 阪神 30勝23敗3分 勝率.566
  • 中日 31勝23敗2分 勝率.574
  • 横浜 39勝16敗1分 勝率.709
  • 広島 35勝17敗4分 勝率.673
  • ヤク 34勝20敗2分 勝率.630

12球団で唯一勝率が6割を越えている。特にセ・リーグで最も交流戦勝率の高い巨人を得意としているのが大きい。広島に関しては負け越したことが1度しかない。

2位 千葉ロッテマリーンズ 勝率.547

千葉ロッテマリーンズ
  • 通算 176勝146敗14分 勝率.547
  • 巨人 32勝21敗3分 勝率.604
  • 阪神 24勝27敗5分 勝率.471
  • 中日 29勝25敗2分 勝率.537
  • 横浜 32勝23敗1分 勝率.582
  • 広島 31勝22敗3分 勝率.585
  • ヤク 28勝28敗3分 勝率.500

交流戦の初代王者。シーズンの調子が悪くても、交流戦から調子を上げてくる強さがある。巨人に滅法強く、阪神には弱い。

3位 北海道日本ハムファイターズ 勝率.546

北海道日本ハムファイターズ
  • 通算 178勝148敗10分 勝率.546
  • 巨人 25勝29敗2分 勝率.463
  • 阪神 29勝26敗1分 勝率.527
  • 中日 30勝24敗2分 勝率.556
  • 横浜 33勝22敗1分 勝率.600
  • 広島 33勝22敗1分 勝率.600
  • ヤク 28勝25敗3分 勝率.528

交流戦では安定した強さを誇るが、唯一巨人にだけは負け越しており、相性の悪さが伺える。

4位 読売ジャイアンツ 勝率.520

読売ジャイアンツ
  • 通算 162勝147敗9分 勝率.520
  • オリ 31勝22敗3分 勝率.585
  • 福岡 22勝34敗0分 勝率.393
  • ム 29勝25敗2分 勝率.537
  • 千葉 21勝32敗3分 勝率.396
  • 西武 33勝23敗1分 勝率.600
  • 楽天 34勝22敗0分 勝率.607

セ・リーグでは最高の勝率を誇る。ソフトバンクやロッテには滅法弱いが、オリックス、西武、楽天にはかなりの相性の良さを誇る。

5位 埼玉西武ライオンズ 勝率.508

埼玉西武ライオンズ
  • 通算 167勝162敗7分 勝率.508
  • 巨人 22勝33敗1分 勝率.400
  • 阪神 30勝26敗0分 勝率.536
  • 中日 26勝28敗2分 勝率.481
  • 横浜 31勝24敗1分 勝率.564
  • 広島 24勝30敗2分 勝率.444
  • ヤク 34勝21敗1分 勝率.618

パ・リーグの勝率5割越え最後のチーム。巨人、広島を苦手とし、ヤクルト、横浜を得意とする。

6位 中日ドラゴンズ 勝率.500

中日ドラゴンズ
  • 通算 163勝163敗10分 勝率.500
  • オリ 33勝23敗1分 勝率.600
  • 福岡 23勝31敗2分 勝率.426
  • ハム 24勝30敗2分 勝率.444
  • 千葉 24勝30敗2分 勝率.444
  • 西武 28勝26敗2分 勝率.519
  • 楽天 30勝25敗1分 勝率.545

巨人と共にセ・リーグで勝率5割以上の数少ないチーム。交流戦下位に強く、上位に弱いという傾向が顕著。

9位 オリックス・バファローズ 勝率.495

オリックスバファローズ
  • 通算 162勝165敗9分 勝率.495
  • 巨人 22勝31敗3分 勝率.415
  • 阪神 27勝27敗2分 勝率.500
  • 中日 22勝33敗1分 勝率.400
  • 横浜 35勝20敗1分 勝率.636
  • 広島 31勝24敗1分 勝率.564
  • ヤク 25勝30敗1分 勝率.455

横浜に滅法強く、中日に滅法弱い。交流戦優勝を果たした2010年にも、中日にだけは負け越している。

8位 阪神タイガース 勝率.489

阪神タイガース
  • 通算 159勝166敗11分 勝率.489
  • オリ 27勝27敗2分 勝率.500
  • 福岡 23勝30敗3分 勝率.434
  • ハム 26勝29敗1分 勝率.473
  • 千葉 27勝24敗5分 勝率.529
  • 西武 26勝30敗0分 勝率.464
  • 楽天 30勝26敗0分 勝率.536

どの球団とも五分五分の戦績。勝率2位のロッテに勝ち越しており、相性の良さが伺える。

9位 東京ヤクルトスワローズ 勝率.473

東京ヤクルトスワローズ
  • 通算 155勝173敗8分 勝率.473
  • オリ 30勝25敗1分 勝率.545
  • 福岡 20勝34敗2分 勝率.370
  • ハム 25勝28敗3分 勝率.472
  • 千葉 28勝28敗0分 勝率.500
  • 西武 21勝34敗1分 勝率.382
  • 楽天 31勝24敗1分 勝率.564

2018年にセ・リーグで2球団目の交流戦優勝を果たす。ソフトバンクと西武にはメタメタにやられており相性がかなり悪い。

10位 東北楽天ゴールデンイーグルス 勝率.464

東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 通算 154勝178敗4分 勝率.464
  • 巨人 22勝34敗0分 勝率.393
  • 阪神 26勝30敗0分 勝率.464
  • 中日 23勝29敗1分 勝率.455
  • 横浜 29勝22敗2分 勝率.556
  • 広島 27勝26敗0分 勝率.482
  • ヤク 24勝31敗0分 勝率.436

球団創設初期の借金が大きいが、それ以外の年でもそこそこの負け越しがあり、トータルでは借金持ち。巨人、ヤクルトとはかなり相性が悪い。

11位 広島東洋カープ 勝率.443

広島東洋カープ
  • 通算 144勝181敗11分 勝率.443
  • オリ 24勝31敗1分 勝率.436
  • 福岡 17勝35敗4分 勝率.327
  • ハム 22勝33敗1分 勝率.400
  • 千葉 22勝31敗3分 勝率.415
  • 西武 30勝24敗2分 勝率.556
  • 楽天 29勝27敗0分 勝率.518

ちょくちょく大きな負け越しをするため通算勝率ではブービー。ソフトバンクに滅法弱く、過去に勝ち越しは1度しかない。

12位 横浜DeNAベイスターズ 勝率.392

横浜DeNAベイスターズ
  • 通算 129勝200敗7分 勝率.392
  • オリ 20勝35敗1分 勝率.364
  • 福岡 16勝39敗1分 勝率.291
  • ハム 22勝33敗1分 勝率.400
  • 千葉 23勝32敗1分 勝率.418
  • 西武 24勝31敗1分 勝率.436
  • 楽天 24勝30敗2分 勝率.444

勝率は12球団で唯一の3割台。2015年の3勝14敗1分(勝率.176)は、交流戦における単年度勝率のワースト記録となっている。