歴代の月間MVP受賞者の中で凄い成績を残した選手たち

歴代月間MVP受賞者のうち特に凄い成績を残した選手

ここでは歴代の月間MVP受賞者の中で、特に凄い成績を残した選手を紹介していく。

対象となるのは1989年(月間MVPが打者・投手から1人ずつ選ばれるようになった年)から現在までの選手で、選考基準は筆者の独断と偏見による。

歴代の月間MVP受賞者の成績一覧が見たい場合は、月間MVPの成績一覧を参照してほしい。

それではさっそく打者→投手の順で、年代の新しい選手から順に紹介していきたいと思う。

ビシエド(2018年8月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
26 .465 7 24 .526 .723 1.249

中日ドラゴンズのダヤン・ビシエド選手。2018年8月は月間47安打を記録し、セ・リーグの月間最多安打記録を更新した。この月で一気に打率リーグトップに躍り出し、最終的に打率.348、178安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得している。

筒香嘉智(2016年7月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
24 .429 16 31 .529 1.095 1.625

横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手。2016年7月は凄まじいブーストを見せ、打率、本塁打、打点のどれをとっても超ハイレベルな成績。この年にキャリアハイとなる44本塁打、110打点をマークし、自身初の本塁打王と打点王のタイトルを獲得している。

バレンティン(2013年8月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
26 .460 18 35 .583 1.149 1.723

東京ヤクルトスワローズのウラジミール・バレンティン選手。2013年8月の月間成績は打者としては間違いなく歴代最強で、18本塁打は月間本塁打数のプロ野球最多記録となっている。この年は60本塁打を放ち、シーズン本塁打数のプロ野球記録も樹立している。

阿部慎之助(2004年4月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
23 .372 16 35 .443 .997 1.420

読売ジャイアンツの阿部慎之助選手。2004年4月は俗にいう”ハイパーモード”と呼ばれた時期で、試合数でみた本塁打と打点ペースは2013年8月のバレンティンをも凌ぐ。月間16本塁打は当時のプロ野球記録であり、開幕から33試合目には20号本塁打に到達し、20号到達の歴代最速記録も保持している。

カブレラ(2001年3・4月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
29 .367 17 40 .411 .817 1.228

西武ライオンズのアレックス・カブレラ選手。2001年3・4月は29試合と試合数が多かったものの、本塁打17、打点40というのは1989年以降の月間MVP受賞者の中ではトップの数字。4月(23試合)のみで見ても、打率.421 15本 33打点と驚異的な数字で、月間15本塁打はパ・リーグの月間最多本塁打記録となっている。

ペタジーニ(1999年7月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
16 .509 8 25 .609 1.000 1.609

ヤクルトスワローズのロベルト・ペタジーニ選手。1999年7月は16試合と試合数が少なかったものの、月間打率.509というのは1989年以降のセ・リーグの月間MVP受賞者の中ではトップ。16試合で本塁打8、打点25というのも申し分ない成績で、来日1年目にして本塁打王に輝いている。

イチロー(1996年8月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
24 .475 0 14 .509 .505 1.014

オリックス・ブルーウェーブのイチロー選手。1996年8月は月間48安打を記録し、月間安打数のプロ野球最多記録を樹立している。この年も首位打者のタイトルを獲得し、1994年~2000年まで7年連続で首位打者に輝くなど、安打製造機の名を欲しいままにした。

ディアズ(1990年4月)

試合 打率 HR 打点 出塁率 長打率 OPS
11 .514 4 14 .617 1.054 1.671

ロッテオリオンズのマイク・ディアズ選手。1990年4月はわずか11試合と試合数が少ないものの、月間打率.514は1989年以降の月間MVP受賞者の中では歴代最高の数字。この年の4月はそもそも11試合しか試合が行われておらず、ディアズは全試合出場で規定打席に到達している。