【プロ野球】3・4月度の歴代月間MVPの成績一覧

3・4月度の歴代月間MVP受賞者の成績一覧

プロ野球で3・4月度の月間MVPを受賞した選手の成績をまとめてみた。

集計期間は1989年以降(セ・パ両リーグで投手・野手を各1名ずつ選出するようになって以降)を対象にしている。単純に月間MVPを受賞した選手を確認したい場合は、月間MVP(wikipedia)を参照のこと。

3・4月の月間MVP一覧「打者編」

1989年以降、3・4月の月間MVPを受賞した打者の成績一覧。(太字は最高値、赤字は優秀選手)

年度 選手 球団 試合 打率 本塁 打点
2018 坂本勇人 巨人 25 .369 2 20
山川穂高 西武 24 .337 11 33
2017 大島洋平 中日 26 .372 1 8
T-岡田 オリ 23 .351 7 15
2016 ビシエド 中日 28 .347 9 23
メヒア 西武 28 .315 10 28
2015 梶谷隆幸 横浜 28 .333 1 14
秋山翔吾 西武 25 .374 2 8
2014 エルドレッド 広島 27 .373 8 23
ペーニャ 福岡 27 .292 10 23
2013 ブランコ 横浜 28 .350 15 35
栗山巧 西武 27 .366 2 24
2012 バレンティン ヤク 25 .308 6 16
稲葉篤紀 ハム 27 .374 4 24
2011 宮本慎也 ヤク 16 .400 0 11
内川聖一 福岡 15 .397 2 14
2010 小笠原道大 巨人 29 .359 9 29
川崎宗則 福岡 34 .369 2 11
2009 金本知憲 阪神 23 .379 8 30
金子誠 ハム 22 .423 2 18
2008 新井貴浩 阪神 27 .320 2 18
山崎武司 楽天 29 .374 7 21
2007 青木宣親 ヤク 23 .419 6 13
小久保裕紀 福岡 30 .280 9 26
2006 濱中治 阪神 22 .435 10 22
福浦和也 千葉 27 .422 1 14
2005 赤星憲広 阪神 26 .365 0 6
西岡剛 千葉 25 .340 2 20
2004 阿部慎之助 巨人 23 .372 16 35
セギノール ハム 23 .457 9 24
2003 ラミレス ヤク 27 .362 10 33
城島健司 福岡 27 .379 8 20
2002 今岡誠 阪神 26 .343 5 14
小笠原道大 ハム 25 .412 9 21
2001 ペタジーニ ヤク 22 .315 9 23
カブレラ 西武 29 .367 17 40
2000 前田智徳 広島 25 .296 10 25
オバンドー ハム 19 .343 9 25
1999 高橋由伸 巨人 18 .433 8 29
フランクリン ハム 23 .304 9 23
1998 前田智徳 広島 22 .370 5 16
大村直之 近鉄 17 .394 0 9
1997 和田豊 阪神 22 .383 0 8
小坂誠 千葉 20 .352 0 5
1996 佐伯貴弘 横浜 20 .333 1 20
南渕時高 千葉 24 .349 0 2
1995 オマリー ヤク 19 .270 9 22
スチーブンス 近鉄 23 .264 10 21
1994 松井秀喜 巨人 19 .324 4 17
山本和範 福岡 19 .431 2 13
1993 野村謙二郎 広島 15 .333 4 11
シュー ハム 16 .321 7 18
1992 正田耕三 広島 19 .355 2 16
青柳進 千葉 18 .397 2 11
1991 清水義之 大洋 18 .400 1 13
佐々木誠 福岡 16 .406 6 16
1990 駒田徳広 巨人 19 .329 5 16
ディアズ 千葉 11 .514 4 14
1989 原辰徳 巨人 18 .333 9 23
ブーマー オリ 17 .317 8 23

参考:月間MVP賞(NPB公式
参考:月間MVP(wikipedia)
参考:公式戦全スコア(日本プロ野球記録)

ここからは、3・4月度の月間MVPを受賞した打者のうち、特に優秀な成績を残した選手を年代の古い順に紹介していきたい。

マイク・ディアズ(ロッテオリオンズ・1990年)

  • 11試合 打率.514 4本 14打点

11試合と試合数は少ないものの月間打率は脅威の5割越え。もちろん3・4月の月間MVP受賞者の中では歴代最高の数値である。この年の4月はそもそも11試合しか試合が行われておらず、ディアズはフル出場で規定打席に到達している。

高橋由伸(読売ジャイアンツ・1999年)

  • 18試合 打率.433 8本 29打点

月間打率が4割を超えていることに加え、わずか18試合で本塁打8本、打点29という脅威の数字を叩き出し、恐怖の5番打者として存在感をみせた。これがまだ大卒新人2年目の4月の成績なのだから、その天才ぶりが窺い知れる。

アレックス・カブレラ(西武ライオンズ・2001年)

  • 29試合 打率.367 17本 40打点

29試合と試合数が多いものの、本塁打&打点の数は歴代トップ。4月のみ(23試合)で見ても、.421 15本 33打点と驚異的な数字を残している。この年に日本球界入りしたカブレラは、シーズン49本塁打124打点という成績を残し、鮮烈なデビューを飾っている。

阿部慎之助(読売ジャイアンツ・2004年)

  • 23試合 打率.372 16本 35打点

俗にいう“ハイパーモード”と呼ばれた期間。阿部は4月のみでこの成績を叩き出しており、1ヵ月で16本塁打というのは当時の月間最多本塁打記録であった。(※現在は2013年8月にバレンティンの打った18本が最高)

金本知憲(阪神タイガース・2009年)

  • 23試合 打率.379 9本 30打点

開幕8試合で.600 7本 21打点という凄まじい成績を叩き出し、野球ファンの間では”スーパーアニキ”と呼ばれていた。残念ながらすぐに息切れしてしまったが、瞬間最大風速でいえば歴代屈指の成績だろう。ちなみに4月のみの成績である。

トニ・ブランコ(横浜DeNAベイスターズ・2013年)

  • 28試合 打率.350 15本 35打点

試合数は多いものの、2004年の阿部慎之助に肉薄する成績を残している。ボールの影響も考慮すると、歴代でもトップクラスと言えるだろう。この年の最終成績は.333 41本136打点で、首位打者と打点王の二冠を獲得している。バレンティン(60本塁打)がいなければ三冠王間違いなしであった。

3・4月の月間MVP一覧「投手編」

1989年以降、3・4月の月間MVPを受賞した投手の成績一覧。(*は規定未達、太字は最高値、赤字は優秀選手)

年度 選手 球団 投回 防率 完投 奪三
メッセンジャー 阪神 5 4 1 0 0 29.2 1.82 0 28
多和田真三郎 西武 5 5 0 0 0 35 2.06 1 22
2017 メッセンジャー 阪神 5 4 0 0 0 32.1 1.95 0 37
金子千尋 オリ 5 4 0 0 0 37 1.70 2 23
2016 菅野智之 巨人 6 3 0 0 0 48 0.56 2 42
涌井秀章 千葉 6 5 0 0 0 41.2 2.59 0 26
2015 高木勇人 巨人 5 4 0 0 0 36 1.50 1 25
大谷翔平 ハム 5 5 0 0 0 33.2 0.80 1 38
2014 菅野智之 巨人 6 5 0 0 0 47.2 1.89 2 34
西勇輝 オリ 5 5 0 0 0 39 0.69 2 30
2013 杉内俊哉 巨人 5 3 0 0 0 33.1 1.89 1 27
牧田和久 西武 4 3 0 0 0 31.2 0.85 1 16
2012 館山昌平 ヤク 5 3 0 0 0 34 1.85 0 23
武田勝 ハム 5 4 0 0 0 37.1 1.21 2 12
2011 バリントン 広島 3 3 0 0 0 23 1.96 1 18
岩隈久志 楽天 3 3 0 0 0 26.1 1.37 1 27
2010 東野峻 巨人 6 5 1 0 0 39.2 2.04 0 41
杉内俊哉 福岡 7 6 1 0 0 50.2 3.20 1 72
2009 山口俊 横浜 10 2 0 0 5 31.1 0.64 0 28
田中将大 楽天 4 4 0 0 0 36 0.50 4 37
2008 石川雅規 ヤク 6 5 1 0 0 44.2 1.41 1 19
ダルビッシュ有 ハム 7 5 0 0 0 59 1.07 3 54
2007 高橋尚成 巨人 5 5 0 0 0 40 0.45 2 28
西口文也 西武 6 5 1 0 0 38 3.55 0 26
2006 パウエル 巨人 4 4 0 0 0 35 1.03 3 26
新垣渚 福岡 5 5 0 0 0 42.2 1.90 3 43
2005 *岩瀬仁紀 中日 11 1 0 8 0 10 0.00 0 10
杉内俊哉 福岡 5 5 0 0 0 42.2 1.90 3 43
2004 福原忍 阪神 5 5 0 0 0 33.1 2.43 0 22
岩隈久志 近鉄 5 5 0 0 0 40 2.48 2 32
2003 川上憲伸 中日 6 4 1 0 0 41.2 2.16 1 27
岩隈久志 近鉄 5 5 0 0 0 42.2 1.90 3 39
2002 井川慶 阪神 5 4 1 0 0 43 0.84 2 45
松坂大輔 西武 6 5 0 0 0 41 2.20 2 51
2001 野口茂樹 中日 5 3 0 0 0 42 1.07 3 39
前川勝彦 近鉄 6 5 1 0 0 45 3.20 4 32
2000 佐々岡真司 広島 5 5 0 0 0 39.2 2.50 2 33
金村暁 ハム 5 4 0 0 0 41 3.29 2 27
1999 山本昌 中日 4 3 0 0 0 29 2.48 1 16
金村暁 ハム 3 3 0 0 0 28 0.64 3 21
1998 小林幹英 広島 12 4 1 1 4 23.1 1.16 0 26
小宮山悟 千葉 5 4 0 0 0 43 1.05 4 30
1997 大野豊 広島 4 3 0 0 0 30 1.20 1 24
*河本育之 千葉 8 2 0 5 1 12 0.00 0 11
1996 斎藤隆 横浜 4 3 0 0 0 35 1.54 3 46
西崎幸広 ハム 5 5 0 0 0 36.2 2.70 1 32
1995 ブロス ヤク 4 4 0 0 0 28.1 0.95 1 18
石井丈裕 西武 4 4 0 0 0 34.1 0.79 3 26
1994 山本昌広 中日 4 4 0 0 0 34.1 3.41 2 21
吉田豊彦 福岡 4 4 0 0 0 34 2.91 3 26
1993 山本昌広 中日 3 3 0 0 0 26.2 0.34 2 28
小宮山悟 千葉 3 3 0 0 0 27 1.00 3 20
1992 北別府学 広島 4 4 0 0 0 28.1 2.22 1 10
*河本育之 千葉 8 2 0 4 0 17 0.00 0 21
1991 桑田真澄 巨人 5 3 0 1 0 40 1.80 3 28
工藤公康 西武 3 3 0 0 0 27 1.33 3 27
1990 木田優夫 巨人 6 3 1 1 0 35 1.54 2 40
柴田保光 ハム 3 3 0 0 0 25 1.08 2 22
1989 川口和久 広島 3 3 0 0 0 25 1.08 2 18
西崎幸広 ハム 5 5 0 0 0 46 2.15 5 37

参考:月間MVP賞(NPB公式
参考:月間MVP(wikipedia)
参考:公式戦全スコア(日本プロ野球記録)

ここからは、6月に月間MVPを受賞した投手のうち、特に優秀な成績を残した選手を年代の古い順に紹介していきたい。

西崎幸広(日本ハムファイターズ・1989年)

  • 5試合 5勝0敗 投球回46 防御率2.15 完投5 奪三振37

3・4月度においては完投数がトップであり、5試合投げて全試合で完投勝利を収めるなど、日本ハムファイターズのエースとして活躍した。

山本昌広(中日ドラゴンズ・1993年)

  • 3試合 3勝0敗 投球回26.2 防御率0.34 完投2 完封1 奪三振28

試合数が3試合と少ないものの、防御率0.34は3・4月度でトップの成績。この年、最多勝(17勝)と最優秀防御率(2.05)のタイトルを獲得している。まさかここから20年以上もプレイすることになろうとは…。

ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ・2008年)

  • 7試合 5勝0敗 投球回59 防御率1.07 完投3 完封2 奪三振54

投球回59は3・4月度では断トツトップ(2位は2005年杉内の50.2回)で、1試合の平均投球回8.42という化物じみたイニングイーターっぷりを発揮している。この年、ダルビッシュは沢村賞の選考基準を全て満たしたが、楽天・岩隈に敗れて受賞を逃している。

杉内俊哉(福岡ソフトバンクホークス・2010年)

  • 7試合 6勝1敗 投球回50.2 防御率3,20 完投1 完封1 奪三振72

この年は3月に8試合、4月に26試合、計34試合と試合数が多かったが、それでも奪三振72という数字は驚異的だ。1試合あたり10個以上の三振を奪い「ドクターK」の名を欲しいままにした。ちなみに勝利数もトップである。

菅野智之(読売ジャイアンツ・2016年)

  • 6試合 3勝0敗 投球回48 防御率0.56 完投2 完封2 奪三振42

6試合で平均8回を投げて防御率0.56という抜群の安定感を見せた。4月に限れば33イニングを投げて自責点0で、月間防御率0.00という歴代最高記録をマーク。勝ち運が異常に無く、この成績でわずか3勝という寂しい結果となっている。

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